ふくさ(袱紗)ファクトリーがお届けするマナーBLOG〜意外と知らない年末年始のマナー②〜

2019年12月9日

前回は、年越しそばの由来やお正月飾りの意味などをご説明しましたが、年末年始について知っておくべきことやマナーは、まだまだあります。
 

【一年間守ってくれる歳神様とはどんな神様?】 

歳神様は、神社にいる訳ではありません。各家庭に一年の実りと幸せをもたらし、その年一年を守ってくれる神様で、高い山からやって来られると昔から言われています。来られる時に松を依代とするため、松を粗末にしてはいけません。そのため、玄関先に門松を立てるようになりました。門松は、歳神様がこれに乗って来られ、迎えた印となります。

【年末といえば大掃除!】

今年の汚れは今年のうちに!と言いますが、新しい年を綺麗なお部屋で迎えられたら気持ちがいいですよね。

年末の大掃除は、ただの掃除ではなく、歳神様に気持ちよく来ていただき過ごしてもらうための儀式なのです。
そんな年末の大掃除、実は12月28日までに終わらせるのが良いとされているのをご存知ですか?
よくテレビで見る「すす払い」は、12月13日までに終わらせると、歳神様がご利益を持ってきてくれると言われていました。
最近では、12月13日~28日頃までに終らせるとことが多いようです。

【良いお年を~の意味と使い方】

年の瀬によく耳にする「良いお年を~」という言葉ですが、正しい意味や使い方をご存知ですか?
「来年を良いお年として迎え入れますように」という意味であり、「良いお年を」の後には、「お迎えください」という言葉が省略されています。
また、12月20日頃から12月30日までに使う挨拶で、「12月31日を無事に迎えることが出来ますように」と言う意味も込められているので、12月31日を迎えた場合は、「来年もよろしくお願いします」などという挨拶の言葉がふさわしいでしょう。

【おせち料理の由来と決まりとは?】

⚫おせち料理の由来
おせち料理とは、お正月に食べるお祝いの料理ですが、本来お正月だけの料理ではありませんでした。元旦や五節句などの節日をお祝いするために、神様にお供えして食べていましたが、次第に一年の一番大切なお正月にふりまわれる料理を「おせち料理」と呼ぶようになりました。
もともと、収穫物の報告や感謝の気持ちをこめて、その土地で獲れたものをお供えしていましたが、最近では食文化も変わり、今のおせちのスタイルになったようです。

⚫おせち料理の決まり
おせち料理は、「めでたさを重ねる」と言う意味をこめて重箱に詰めていきます。
ところで、各段ごとに詰める料理が決まっているのをご存知ですか?
最近では三段重ねが多いようですが、五段重ねが本来の形でした。

次回は、おせち料理のふさわしい料理の詰め方をご紹介します。

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