その場にあった、ふくさ(袱紗)の色選び

2018年9月10日

ふくさ(袱紗)は結婚式やお葬式の時にお祝儀やお香典を包むものです。
その種類には、はたくさんの色や柄があります。そのため、準備する際にありすぎて迷ってしまうことがあると思います。実はふくさは自分の好みだけで決めていいものではありません。ふくさには思いやりの心を表し、喜びや悲しみを共有するという意味もあります。その思いやりを示すためにもその時に合った色や柄があります。今回はふくさの色や柄についてご紹介したいと思います。

 

【結婚式などのお祝いごとの時に適切な色】

見た目に暖かな感じの印象を持つ色がいいでしょう。暖色系の色がそれに当たります。
例を挙げると、赤やピンク、オレンジ、えんじなどです。どれも明るく、暖かな気持ちにさせてくれる色ですよね。
色だけ聞くと、逆と思われる水色や緑色ですが、色と言うのは無限にあり、実際に見た感じが暖かで明るい印象を持てば、水色や緑色でも大丈夫です。少し難しいと思う人は無難に暖色系の色を選びましょう。

 

【お葬式などのお悔やみごとの時に適切な色】

上記に挙げた色の反対と思ってもらえればいいと思います。寒色系の色がこちらに当たります。見た目に冷たい印象を持つ色を選ぶといいでしょう。
こちらも例を挙げると、青や紺、グレー、深緑などの色が一般的です。先程挙げた、水色や緑色も冷たい印象の色であれば、弔事用として使えます。

 

【どちらにも使える色】

ふくさは、結婚式やお葬式の時以外に使用する機会がなかなか少ないものです。もちろん、両方の袱紗を準備して持っておくのが一番ですが、一枚で良ければ助かるという人もいるのではないでしょうか。

そこで万能な色として、「紫」があります。暖色系にも寒色系にも入っている色です。また、男性でも女性でも持ちやすい色ですよね。一枚持つなら、「紫」をおすすめします。ただし、薄い紫色はお祝い事にしか使えません。気をつけましょう。

また、寒色と暖色がリバーシブルになっている物もあるようです。とても便利ですが、使うときには表裏を間違えない様に注意しましょう。

 

【柄】

柄ですが、基本的には無地の物を選ぶのが一般的です。
結婚式などお祝い事の時は、松竹梅や鶴など、おめでたい、縁起のいい柄がついたものは良いとされています。また、最近ではレースをあしらったようなおしゃれなふくさもあるようです。

 

【まとめ】

男性も女性もお祝い事、お悔やみ事で金封をふくさに包んで持って行くのはマナーです。お祝い事の時に寒色系のふくさを取り出すと、華やかな雰囲気が壊れてしまいます。その時に合ったふくさの色で気持ちを表し、失礼のないようにしましょう。
一枚だけ用意するなら「紫」がおすすめです。ふくさの色のマナー、この機会に覚えておくといいですね。