電報の送り方とマナー~弔電編~

2018年5月14日

弔電とは、葬儀に参列できない場合に送るお悔みの電報のことをいいます。弔電を利用する際は、失礼がないように配慮したいものですよね。急な訃報に慌てないための弔電の送り方とマナーについてご紹介します。

【どんな場合に弔電を送るのか】

訃報を受けたものの、やむを得ずお通夜・お葬式に参列することができず、代理を立てて参列することも難しい場合に弔電を送ります。

【弔電を送るタイミング】

お通夜・お葬式の日時と会場が分かれば、早急に弔電の準備をしましょう。遺族の方は、葬儀の前後は慌ただしくされています。また葬儀の時に弔電を紹介するのですが、その順番も決めなければなりません。こうした状況を踏まえ、弔電は余裕をもって送るのが親切だと言えます。遅くてもお葬式前日までに届くようにします。

【弔電の送り方】

弔電の送り先は、お通夜・お葬式の会場です。宛名は、正式には喪主のフルネームですが、フルネームが分からないときは、故人の名前で届けます。

「○○(故人のフルネーム)様ご遺族様」もしくは、

「○○(故人のフルネーム)様遺族ご一同様」として弔電を送りましょう。

差出人は本人の名前を記載しますが、もし故人のご家族と面識が薄い場合は、故人との関係を記載しておくとより丁寧です。

個人で出す場合の例:「山田太郎(〇〇高校 △期卒業生 学友)」

会社で出す場合の例:「株式会社□□ 〇年入社同期一同(代表:山田太郎)」

会社関係の複数連名で出す場合の例:「山田太郎(〇年入社同期)、山本花子(△年入社部下)」

また、読み方が難しい名前の場合は、葬儀での読み上げをスムーズに行ってもらえるよう、ふりがなをつけておくと良いでしょう。

【文例マナー】

弔電の文章を作る際に避けるべき言葉(忌み言葉)や表現があります。

例えば「たびたび」「また」「いよいよ」「ますます」「重ねて」「再び」「くれぐれも」「続く」「追って」といった不幸が重なるイメージの言葉、「九」や「四」といった音が不吉な言葉、「死ぬ」や「生きる」など生死を直接的に表す言葉も弔電には、ふさわしくありません。

「死去」「死亡」という言葉の代わりには「永眠」「逝去」などを使用し、「生きている」や「生存中」という言葉の代わりには「ご生前」や「お元気なころ」といった表現を使用するようにしましょう。

また、仏教以外の方に送る場合は、「仏」「冥福」「成仏」「ご愁傷様」「供養」「往生」「冥途」などの仏教用語を避けます。さらにキリスト教の方に送る場合は、「お悔やみを申し上げます」という言葉も必要ありません。

今回は弔電の文例マナーとして挙げていますが、上記の言葉や表現は葬儀会場での会話においても避けるのがマナーです。

【まとめ】

弔電のマナーについてご紹介しました。意外と知らないマナーもあったのではないでしょうか。葬儀に参列できない場合は、ぜひ、弔電を用いてあなたの心のこもった弔意を故人や遺族の方へ伝えましょう。