ふくさとは ふくさの種類について

2017年9月21日

元来ふくさは、貴重品などを入れた箱の上に掛けられていた風呂敷です。
贈り物の品を運ぶのに、汚れや日焼けを防ぐために使われるようになりました。
一枚ものの布地から、裏地のついた絹製のものになりました。
その後、四隅に房のついたものに変化し、慶事、弔事のお金や品物を贈る時の儀式に使う用品として黒塗りの盆(広蓋)と一緒に使われるようになりました。
現代では、熨斗袋(ご祝儀袋、香典などの不祝儀袋)を包むものとして使われています。

ふくさは、お金や品物をそのままお贈りするだけはなく、お相手の心中を重んじ、共感する気持ちを表すことが出来ます。
日本人特有の思いを伝えるという文化だと思います。
人生の大切な時、大切な場面ではもちろんのこと、お見舞いやお月謝など、普段にさりげなく気持ちを表す方法として、「ふくさ」をお手元においてみてはいかがでしょうか。
社会人にとって、必需品なのではないでしょうか?

ふくさの種類

  1、四隅に房のついた、広蓋(黒塗りの盆)に掛ける「掛けふくさ」

  2、主に慶事、弔事の祝儀、不祝儀袋を包む「手ふくさ(小風呂敷)」

  3、簡易の切手盆(祝儀盆)とセットになった「台付きふくさ」

があります。
袱紗と帛紗の違いは、掛けふくさの場合は「袱紗」、手ふくさ、台付きふくさ、はさみふくさの場合は「帛紗」、と正しくは表記します。

ふくさの色や柄の使い分けですが、紫色は基本的に慶事、弔事両方に使えます。
灰色は、不祝儀袋の時のみになります。
明るい赤、ピンク、黄色などは祝儀袋のふくさとしてお使いください。
また、台付きふくさは、祝儀盆の裏表の色を慶事の場合は赤系の色に、弔事の場合はグレー系の色をと、上手に使い分けてください。
古くからの鶴、松、梅などの縁起物の刺繍が入ったふくさは、慶事に使い、蓮、菊、蘭などの刺繍が入ったふくさは、主に弔事に使われています。
しかし、当店でも作って販売しておりますが、バラ、リボン、マーガレットなど色々な刺繍を施したものでおしゃれなふくさが増えてきております。
色々な場面での自分に合ったふくさをお探しになってみてください。